アスベストとは、天然に産する繊維状けい酸塩鉱物で「いしわた」や「せきめん」と呼ばれている物質です。この「いしわた」は生活の至るところで使用されて、いしわたの建材製品は1955年ごろから使われ始め、ビルの高層化や鉄骨構造化に伴い、鉄骨造建築物などの軽量耐火被覆材として、1960年代の高度成長期に多く使用されました。またカナダや南アフリカをはじめとして世界各地で産出されるために、安価で耐火性や断熱性、防音性など多様な機能を有していることから、耐火や断熱、防音等の目的で使用されてきたのが特徴です。便利なアスベストですが、これが原因で重い肺の病気にかかる可能性が指摘されて、人体に対して有害であることが問題視されます。

肺がんや石綿肺などさまざまな病気が報告されており、潜伏期間が長いことからすぐに発覚せずに長い年月が過ぎた後に病気を発症します。アスベストは目に見えないほど繊維が細かいために、知らない間に吸い込んでしまう可能性があります。人体への危険性や有害性があるために検査が義務付けられているので、危険性を熟知して安全に検査を行うことをおすすめします。そして、大気汚染防止法および石綿障害予防規則の改正によって、令和4年4月1日以降に着工する一定規模以上の解体や改造、補修工事について、アスベストの有無に関わらず、調査の検査結果の報告が必要になりました。

また、有資格者によるアスベスト検査も必須となり、さまざまなことが強化されていきます。一方で検査に関する補助金制度も全国の地方時自体で実施されているので、十分に自治体の補助も利用しながら安全に対策していくことが賢明です。アスベストの検査のことならこちら

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